エアコン 隠蔽配管 露出配管 メリット デメリット
目次
エアコン屋が話す隠蔽配管、露出配管
本職のお話をさせていただきます
エアコンについてです
エアコンの入れ替え時期は、過ぎましたが年々気温も上がってきているので必ずしも必要になってくるものです。
よく質問を受けることは
エアコンは、隠蔽配管がいいのか露出配管がいいのか?
という質問を受けます。
特に新築で家を建てる方からが、多いですかね
隠蔽配管と露出配管が分からない人のためにご説明しますと
隠蔽配管というのは、壁の中や床下へ配管を通してエアコンの設置場所まで配管を持っていく工事のこと。
露出配管というのは、室内機の裏へ穴を開け外壁をはわせて室外機まで配管を持っていく工事のこと
それぞれメリット、デメリットがあります
隠蔽配管のメリット
- 壁に配管を通すので外観(見た目)がいい。
- 好きな場所に設置できる。
隠蔽配管のデメリット
- 新築の場合大工さんに配管や電線をクギやビスなどで打たれる可能性がある(実際に何度もあります)
- エアコンが壊れて入れ替える際量販店に頼むと断られる(ほぼ断られます)
- 量販店に断られてハウスメーカーに頼むと金額が量販店に比べてかなり高い
- 配管距離が長くなるためエアコンの冷房と暖房の効きが悪くなる
量販店に頼むと断られる理由としては、隠蔽配管だと配管の延長をした時のガス漏れのリスクやドレン(排水)の水漏れのリスクがあるからだと思います。
続いて露出配管のメリット、デメリット
露出配管のメリット
- 配管距離が短いため冷房と暖房の効きが良い
- 量販店に頼めるため入れ替えの金額が安い
- 配管とドレン(排水)が入れ替えられるため基本的に何の機種のエアコンでも取り付けられる
露出配管のデメリット
- 外壁にカバーが付くので外観が悪くなる
- 外壁に穴を開けるため防水処理をしっかりしないと水や虫が入ってくる可能性がある(蛇、コウモリ、ネズミも入ってくる恐れあり)
防水処理をしてもらう際パテ(粘土)ではなくてコーキング剤にしてもらいましょう
業者に言えばやってくれると思います。
まとめ
プロとして言わせて頂きますが、圧倒的に露出配管をオススメします。
年間何百台も入れ替えてますが隠蔽配管は、トラブルが多いです。
そしてエアコンの能力を最大限に生かすには配管も短くてはなりません。
せっかく付けたエアコンが効かないんじゃエアコン付けた意味がないですよね?
正直見た目だけの為にお金をかけてしかも効率を下げるなんてもったいないですよね。
あくまでも自分の意見ですのでくれぐれも自己責任でお願いします。
それでは